韓国の憲法裁判所は27日、従軍慰安婦問題を巡る2015年12月の日韓合意が韓国憲法に違反するとして元慰安婦らが提訴していた裁判で、原告の訴えを却下した。
日韓合意で元慰安婦らの権利が制限されたとはいえず、審判請求の対象にはならないと判断した。
ただし、憲法裁は合意内容が合憲か違憲かの判断は示さなかったが、法的拘束力を否定しており、慰安婦問題は「最終的に解決された」との立場を取る日本側が反発する可能性もある。


(朝日新聞、日本経済新聞、読売新聞、JIJI.COM 12/27)