三重県伊勢市で11月29日から開催中の市美術展覧会(市展)で、「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」の騒動を受けて制作した作品が展示不可とされた。
慰安婦像の写真をコラージュしており、主催する市教育委員会は理由について、あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」の一時中止もあり、「展示すれば市民の安全を損なう恐れがある」と説明。
これに対し、明らかに憲法違反の検閲であり、まさに「表現の不自由」が横行だとして、作家は「表現の自由を侵す行為。訴訟も見据えている」と反発している。
(参考:JIJI.COM、東京新聞10/31、47NEWS 11/1配信)