沖縄県が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、県の埋め立て承認撤回を取り消した国土交通相の裁決は違法として、裁決取り消しを求めた訴訟で、福岡高裁那覇支部は県の訴えを退けた。

沖縄防衛局などの国の機関であっても一般私人と認められるとの見解を示し、国の違法性も認定せず、県側の全面的な敗訴となった。
県内からは現状の司法制度に異議を唱える声や、県側への要望の声が上がった。

玉城デニー知事は「非常に残念だ」と判決を批判した。玉城デニー知事は世論を喚起して活路を見いだし、上告する考えだ。

(参考:JIJI.COM、琉球新報、沖縄タイムス 10/24配信)